女性の健康保持・増進に向けた
健康経営研修
よくある課題
- 女性の健康に関する施策は導入しているが、不妊治療休暇などの「ケア」中心。
社員のパフォーマンスを発揮するための「予防」の観点での施策が不十分である。 - 女性の健康は範囲が広く、どこまでが最低限のリテラシーか定義が難しい。
- センシティブな問題である為、社内で相談ができる風土やしくみが醸成されていない。
また、管理職が及び腰である。 - 女性社員・管理職共に、健康管理の重要性と事業成長の関連性が理解できていない。
問題・背景
女性の健康は予防が可能。啓発により生産性向上やロイヤリティ向上に。
2014年に初代健康経営銘柄を選定以降、テレビや新聞などのマスコミに取り上げられ、健康経営への関心は日に日に高まってきています。既に日本を代表する各企業では「社員の健康は、会社の業績にも大きな影響を及ぼす」という考えのもと、生活習慣病などへの対策を次々と打ち出してきました。
しかし一方で、女性活躍推進のもと多くの女性が社内で活躍しているにもかかわらず、女性特有の健康課題への取り組みは多くの企業において未着手の状況が続いています。
一部の企業では不妊治療休暇などのスポット的人事制度が導入されていますが、女性の健康問題は20代~50代まで女性疾患・妊娠出産・不妊・更年期と多岐にわたり、そして女性社員のキャリア形成に大きな影響を与えている為、まだまだ取り組みは十分とは言えません。
加えて、女性社員のパフォーマンスを最大限発揮するための「予防」にまで至っていないのが現状です。
日本の全従業員数のうち女性が占める割合は約44%(2016年)。そしてとある調査によると、月経に伴う症状による労働損失は4911億円と試算されています。
女性の健康を考える事が自社の成長や日本経済の発展に寄与することに間違いはありませんが、事例も少なく、各社が手探りで施策を進めているという現状があります。
研修カテゴリー
管理職向け
女性の健康経営研修
女性特有の健康問題と聞いただけでお手上げ状態になってしまう管理職が多いのが現状ではないでしょうか。また部下の状態は人それぞれ違う為、必ずしも女性上司に任せれば安心、とは限りません。
本研修では現場で各管理職が個別の案件にきちんと対応し、女性部下との信頼関係をより強固にする事を目指します。
研修の特徴
- 女性特有の健康問題に取り組む意義
- 最低限覚えておくべき知識と、マネジメントの勘所
- 女性部下から体の相談を受けた時の対応法の習得
女性社員向け
女性の健康とキャリアの両立実現の為の健康経営研修
女性であっても、必ずしも健康問題に関心があるとは限りません。現時点で問題を抱えている社員と、全く問題を抱えていない社員の間で大きな意識の差が存在しています。
また20代と50代では抱える問題も全く違うため、画一的な健康知識の詰込みでは効果を上げることは出来ません。本研修では、健康課題だけでなく、対象受講者の年齢よりも数年先のキャリアプランに目を向ける事で、健康維持の重要性に気づき、予防の動機づけ・生産性向上に繋げていく研修です。
研修の特徴
- 自己が実現したいキャリア・価値観の確認
- 自分の年齢起こり得る健康課題を知る(受講生の年代に合わせたアレンジ)
- 上司へのSOSの出し方を学ぶ
- キャリアプランの作成
※女性社員向け研修では、産婦人科医師による講演のアレンジも可能です。お気軽にご相談ください。
医療情報の
監修について
リプロキャリアでは産婦人科領域で深い知見をもつ医師と提携し、正しい情報を提供しております。
- 後援:吉村泰典医師
- 元内閣官房参与・慶應義塾大学名誉教授
- 医療監修:廣田泰医師
- 東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座 准教授